五輪
カード番号 | 20 |
カード名 | 五輪 |
英語名 | Olympic Games |
出現時期 | 序盤戦(Early War) |
陣営 | 中立 |
作戦値 | 2 |
カード効果 | プレイヤーは五輪を主催する。 相手プレイヤーはボイコットしてもよい。 ボイコットされた場合、デフコンを1下げ、主催者は4作戦値を使用することができる。 ボイコットしない場合、各プレイヤーはダイスを1つずつ振り、主催者は+2の修正を受ける。 高いほうが2VPを得る。同数なら振り直し。 |
なんとも言いがたいカードです。ただの2OPと考えましょう。
一番大きな問題点としては、このカードをデフコン2の時に使用すると、相手が「ボイコット」と言うだけでゲームがあなたの負けで終わります。
ヘッドラインで使用することによって負ける可能性が下がりますが、負ける可能性があるただ確率の高い2VPカードと言ったらいかに使えないかが伺えます。
VPが18とかで使用して、ボイコットさせることもできるが、負ける可能性があるのでくれぐれも注意しましょう。
歴史的背景
オリンピックは超大国の間の優劣を決める道具としても使用されていました。その同時に、オリンピックはしばし世界的な政治状況を反映していました。
アメリカは1979年にソ連がアフガニスタンに侵攻することに不服を感じ、ボイコットを呼びかけた所、西側の65ヵ諸国が1980年のモスクワ・オリンピックをボイコットしました。
それに不満を感じたソ連はその次の1984年ロスアンゼルスオリンピックにボイコットを呼びかけ、東側の14ヵ諸国がボイコットをしました。
また、1972年のミュンヘン・オリンピックに最大の不祥事、テロリスト事件が起きました。イスラエルのオリンピック選手とコーチが11人殺害され、両超大国の間に緊張が走りました。