アジアの得点

アジアの得点

001

カード番号 1
カード名 アジアの得点
英語名 Asia Scoring
出現時期 序盤戦(Early War)
陣営 中立・得点カード
作戦値
カード効果 存在:3 優勢:7 支配:9
支配下にある域内係争地ごとに+1VP。
支配下にある敵超大国の隣接国ごとに+1VP。
保留不可。


asiaアジアの得点は序盤戦から存在する得点カードで、最終得点計算を含めると大体4回ぐらいの得点計算が入る地域です。
その分、係争地が6ヶ国で中東と並んで最多となり、支配を取るのはまさに至難の業です。
しかし、序盤戦の得点地域であるヨーロッパは優勢を取ることすらままならず、中東はソ連の優勢でほぼ決まりでしょう。
これを聞くと、アジアを支配したい!という興味は俄然湧いてきたでしょう。
また、序盤でアジアの優勢を得た場合、覆されることなくゲームの終盤まで続くことが多いので、アジアはとても魅力的な地域と言えるでしょう。

序盤はアジアに関連するカードが多く、日本をアメリカにプレゼントする日米安全保障条約を始めとし、盤面を覆す一縷の望みを賭けた印パ戦争、韓国の行方を決める朝鮮戦争などがあります。
その上に、絶対忘れてはいけない中国カードもアジアを覆すチャンスを常に伺っています。

thai

直接的に関連するカードはありませんが、アジア地域の中で一番大事な国は何と言ってもタイでしょう。
中盤から出現する東南アジアの得点で必ず2VPが約束されている上に、たったの2影響力で支配されます。
通常のアジア得点を含めると、タイでの優位を守り続けるだけで6VPが手に入ると言っても過言ではありません。

USSR

アジアの優勢が取れるかどうかは1ターン目の AR1だと思います。
iranゲームの初期セットアップの時に、アメリカは中東のイランに影響力を1置いています。
このイランにある影響力が足がかりとなり、インドとパキスタンが青色に染まっていくことが多々あります。よって、AR1は高らかに「4点でイランにクーデター!」を宣言すると良いでしょう。
クーデターが成功すれば、クーデター返しが来ると思われますので、その時にはもう一度クーデターしましょう。
また、上述の通り、タイはとても大事な国です。malaysia
オーストラリアからマレーシアを経由すると、アメリカが先にタイを取ることができます。
よって、植民地独立運動やスターリン批判で先手を打ちたいところです。
ベトナム蜂起をHLで使用できれば万々歳ですけどね。

US

とりあえず、イランを確保しましょう。
goldtriイランの確保ができれば、敵超大国の隣接国であるアフガニスタンと係争地であるパキスタンを抑えて、それからイランを捨ててもいいぐらいアジアに突入することが大事です。
でなければ、5ターン目ぐらいに負ける可能性がぐっと上がります。アジアに突入できれば、ゲームを有利に運べるに違いない。
マレーシアに影響力を配置し、次のターンにタイを支配しておけば、日本を含めて4つの係争地を確保できるので、将来安泰でしょう。
朝鮮戦争があれば、中国内戦中に発動し、1/3の確率で韓国を失うが、2/3の確率で韓国を取ることができます。(イベント失敗後に2影響力を配置する)

歴史背景
ヨーロッパは冷戦の要であると同時に、アジアは常に冷戦の戦地となっていました。
中国内戦を始め、朝鮮戦争、ベトナム戦争などと多くの戦争の戦場となっていました。
ヨーロッパの次に重要な地域と言われても納得するでしょう。

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