フィデル・カストロ

USSR

フィデル・カストロ、解放の神学、パナマのクーデターでお手軽中米の支配10VPコンボの1つです。
しかし、CIA設立でデフコン負けのカードになりかねないので、基本的にはCIAを使ってから使用しましょう。
植民地独立運動やスターリン批判で既にアフリカや中南米に進出していれば、イベント使用でも悪くはないカードです。

US

面倒くさいカードです。しかし、できるだけ早めに使いましょう。ソ連の手札に眠っているCIA設立がデフコン負けのカードになるので、悪くはないです。
3ターン目まで持ち越せれば、宇宙に飛ばしましょう。中盤戦で中米の得点を使用すれば、2VPを差し上げる事になりますので、許しがたいです。
余裕があれば、このカードを使用した直後にキューバに対して影響力排除判定を行いましょう。成功率は34.877%とちょっと低めですが。

歴史背景

キューバーの親米政権を敷いていたバティスタを国内から追放し、キューバーを共産国に変えた男です。
西半球の最初の共産国を率いて、アンゴラやエチオピアの共産化にも支援をしていました。
レーガン大統領がカストロのことを「西半球の癌」と言い放ち、カストロは「アメリカが滅ぶまで私は死にません！」というように、アメリカとキューバーはずっと犬猿の仲でした。
アメリカは幾度もカストロを暗殺することを試みたが、ピッグス湾事件からはじめ、いずれも失敗に終えてしまいました。
2006年に閣僚評議会議長の権限を弟のウラルに譲るまでは638にも暗殺未遂を経験し、ギネスブックに最も暗殺されかけた男として掲載されると冗談が上がるぐらいです。
ドナルド・トランプが大統領として選ばれた後の2016年11月25日に永眠しましたが、アメリカがそろそろ滅ぶので安心して永眠できたとアメリカで話題になったりならなかったり…