社会党政権

USSR

ヘッドライン級の強カードの1枚です。
イタリアから2影響力を取り除いたり、イギリスの支配を崩してから特別な関係をOP使用したり、カナダを崩しといてNORADを一時的に無効にするなどとできることが多いです。
当然、フランスと西ドイツを攻める手段としても使えます。アメリカがヨーロッパ得点をヘッドラインして来たら最高の笑顔で優勢を崩してさし上げましょう。
使用しても帰ってくるカードなので、バンバン使っても大丈夫です。
既にヨーロッパを諦めた場合、OP使用でも十分おいしい3OPカードです。

US

面倒くさいカードです。HLで使用されたら、イタリアが取られる可能性が出てきますので、結構しんどいです。
とは言え、このカードをOPで使用しても、取り除かれた影響力を配置し直すのがオチかと思います。
特にやることがなければ、このカードを宇宙に飛ばしましょう。
しかし、このカードの真価を感じるのはベルリン封鎖を使用された時です。ありがとう！と言いたくなります。

歴史背景

第二次世界大戦の終結と同時に、アメリカは左派民主主義に大いに悩まされていました。
イタリアを始め、フランスやイギリスなどの大国もしばし社会党政権が話題に上がっていました。
西ヨーロッパに共産主義国が成立すれば、ハリー・S・トルーマン大統領の「封じ込め政策」が失敗するため、共産主義国が増加する恐れがありました。
これを防ぐべく、アメリカはCIA経由で多大の資金を繰り出し、社会党政権を反対する宣伝をし続けていました。