コメコン
カード番号 | 14 |
カード名 | コメコン |
英語名 | Comecon |
出現時期 | 序盤戦(Early War) |
陣営 | ソビエト連邦 |
作戦値 | 3 |
カード効果 | 米の支配下にない東欧の4カ国に1ずつソ連の影響力を配置する。 |
USSR
このイベントを発動するのはコメコントラップ以外ではOP使用しか考えられません。
この使い方以外は素直にOPを使用しましょう。このカードは弱いです。
コメコントラップ
1. ゲームの開始時にコメコンが手札にあると確認する。
2. 最初の6影響力をオーストリア4、ユーゴスラビア2のように置く。
3. ヘッドラインでコメコンをイベントで発動する。
4. ユーゴスラビア、東独、ポーランド、オーストリアに影響力を1ずつ置く。
5. 1ラウンド目で西ドイツとイタリアに影響力排除判定を行う
それぞれの国には+1ボーナスがあるので、アメリカが最初に配置した7影響力を4OPカードで完全に飛ばすには43.231%の確率です。
半分以下ではありますが、先に西ドイツを飛ばして、イタリアを瀕死状態にするとアメリカがイタリアに影響力を配置し直さないといけなくなり、その際にクーデターをすれば支配できます。
成功したら、かなり早い段階で欧州制覇が可能となり、大きなプレッシャーを与えられるでしょう。
また、ワルシャワ条約機構でも同じができますが、この使い方をするのはオススメできません。
US
素直にOP使用しましょう。正直、バラバラの国に1影響力を配置するのは正直弱いです。
普通に使用すれば問題がないと思います。
歴史的背景
COMECON(Council for Mutual Economic Assistance)、またの名は経済相互援助会議はソ連がマーシャル・プランに対抗し、設立した経済協力機構です。
設立当初ではあまり管理していない上にソ連の生産力が全共産国の70%以上を占めているため、東欧諸国に利益を与えることはほぼありませんでした。
しかし、1956年にハンガリー動乱を始めとした東欧の動揺が発生し、ソ連がより積極的に他国の経済援助を行うようになりました。
最初は東欧諸国のみが加盟していますが、最終的にはキューバやベトナムなどの共産主義国も加盟していました。
また、この活動のおかげで現在の東欧の貿易の自由と産業の合理化を推進する運びとなりました。