ド・ゴール首相

ド・ゴール首相

017

カード番号 17
カード名 ド・ゴール首相
英語名 De Gaulle Leads France
出現時期 序盤戦(Early War)
陣営 ソビエト連邦
作戦値 3
カード効果 フランスから米の影響力2を取り除き、ソ連の影響力1を配置する。
#021「北大西洋条約機構」のフランスに対する効果を無効にする。

france序盤ではこのカードのせいでフランスがどっちのものになるのかが決まります。フランスをとった方には+4VPとなることも少なくないでしょう。

USSR

028とても良いカードですが、デッキに温存したいカードではあります。スエズ危機と合わせてフランス攻略の双璧です。
このカードがデッキに残っているだけで、アメリカがフランスにちょっかいを出しづらくなります。
アメリカがフランスを支配していれば、このカードをHL使用して、AR1でフランスを取るのも悪くありません。クーデターを諦めざるを得ないが、フランスが取れるなら悪くありません。
とはいえ、このカードを実際に使うと、どのみち3OPと変わらないことが多いです。なので、できればデッキに温存できるようにしましょう。

US

良いカードです。フランスを既に支配していれば、アルジェリアを支配してからこのカードを使用し、OPを使ってフランスを取り戻しましょう。
まだフランスを取っていない場合、イベントを使用してからOPを全てフランスに注ぎ込み、1/3にしましょう。こうでもしておけば、フランスが1つのARでとられることもないでしょう。
基本的にはOP使用して、デッキから消しておきましょう。このカードがデッキにあると、ややこしくなる可能性が多いです。

歴史的背景


ナポレオンに並び、フランスのリーダーの代表格の1人、ド・ゴール首相。
第二次世界大戦時に、陸軍の大佐であるド・ゴールはドイツに侵略されたフランスから退軍し、イギリスまで退避しました。レジスタンスの一人となり、フランスを取り戻すべく、少数部隊を連れてフランスに戻り、フランスの再建を目指しました。1959年、シャルル・ド・ゴール首相はフランスの第四共和政に終止符を打ち、フランス第五共和政樹立させました。ド・ゴール首相は西側の同盟であることを主張しつつもフランスを元の大国の位置づけに戻すことを計らっていました。フランスをアメリカとソ連の超大国とは別のヨーロッパ諸国による「第三の極」を作るために尽力しました。自らの独自路線を貫き、ソ連との外交及び貿易を盛んにしました。その上に、核兵器を抑止するための核兵器の開発を進めたり、1966年に北大西洋条約機構から脱退したり、挙句にUSがベトナムにおける政策を批判したりしました。1969年に自ら首相の職を辞任し、その翌年に死去しました。遺言書には国葬は要らないとの旨でしたが、フランス政府の意向で国葬で他界に旅立ちました。
現在のフランスにおいても多大な貢献をされており、シャルル・ド・ゴール空港やシャルル・ド・ゴール橋を始め、シャルル・ド・ゴールの薔薇の名前にまでその名を刻みました。

シャルル・ド・ゴールの名言
「偉大なことは、偉大な人間がいなければ決して達成されない。 そして、人間は偉大になろうと決意して初めて偉大になれるのだ」

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