朝鮮戦争

朝鮮戦争

011

カード番号 11
カード名 朝鮮戦争
英語名 Korean War
出現時期 序盤戦(Early War)
陣営 ソビエト連邦
作戦値 2
カード効果 北朝鮮が韓国に侵攻する。ソ連は軍事作戦マーカーを2進める。
ダイスを振り、韓国に隣接する米の支配国ごとに-1する。
4-6で勝利。
勝利の効果:2VP、韓国にある米の影響力をすべてソ連の影響力に置き換える。
<中国内戦中>ダイスの出目を-1する。

USSR

027
成功したらラッキーで、特にそこまで大きな影響を与えません。どうしても韓国が欲しければ、他のカードと合わせて影響力を4配置したほうが現実的です。
50%だと一か八かで使うのもありですが、OP使用が安定です。
中国内戦や日米安保関連で成功率は33.333%の事が多いので、イベント使用なら成功しない前提で考えましょう。
変節者が出るかもしれない時にヘッドラインとして使用するのも悪くありません。

US

027
言うほど困らないカードです。というか、むしろありがたいカードでもあります。
なにせ、ソ連がダイスで失敗した場合、即座にこのカードのOPで韓国を支配できます。
使用するなら最後のラウンドでやりましょう。ソ連が日米安保を使う可能性がありますゆえ。

歴史背景

1950年6月25日、北朝鮮軍が北緯38度線越境に始まり、韓国を釜山まで差し迫りました。これに国連が介入し、朝鮮戦争が国連軍にの初めての戦争となりました。88%の軍を持つアメリカを筆頭に、計21ヶ国が国連軍に加勢しました。
マッカーサー元帥は国連軍を率いて奇襲作戦を買って出て、大成功を収めました。それにより北朝鮮の戦線は北朝鮮と中国の国境である鴨緑江(おうりょくこう)まで差し迫ったが、これが中国の怒りを買い、中国が北朝鮮に加勢し、再び戦線を北緯38度まで持ちこたえました。
しかし、これが中国の怒りを買い、中国の怒涛の攻勢で戦線が北緯38度に持ちこたえました。トルーマン大統領がここで終戦としようと考えたが、マッカーサー元帥は更に攻め入るべきと頑なに主張し続けました。
中国は1950年2月14日にソ連と中ソ友好同盟相互援助条約を結んだため、ソ連が核兵器を持ち出せば第三次世界大戦になりかねないと判断したトルーマンは大統領の命令を反抗したマッカーサー元帥を解任し、アメリカに帰還させました。
1951年4月18日に、マッカーサー元帥は14年ぶりに帰国し、その翌日に彼の最後の演説をしました。その際に「老兵は死なず、ただ消えるのみ」という言葉を残しました。
朝鮮戦争は1953年7月27日に休戦し、北緯38度で国境が保っているままで今に至りました。

マッカーサー元帥は日本のみならず、アメリカでも絶大の人気を誇っているため、トルーマン大統領の支持率が大きく影響され、自ら次期大統領に出馬しないと決意させるほどでした。
マッカーサーはその後に大きな場面こそ表立っていませんが、ケネディ大統領にベトナム戦争の介入について意見を聞かれた際に、強く反対していたなどと影では暗躍していた。

結果として、アメリカがベトナム戦争で泥沼状態になり、マッカーサー元帥が判断が正しかったことは何よりの証明でした。
また、冷戦晩期のゴルバチョフ書記長によるグラスノスチ(情報公開)で、ソ連は朝鮮戦争一切手出しするつもりはなかったことが判明し、またしてもマッカーサー元帥の読みが正しかったと世間に知らしめました。
1964年4月5日に命を引き取ったマッカーサー元帥は先立たれた故ケネディ大統領に国葬の承認が出ており、ジョンソン大統領がそれに同意し、国葬が執り行われました。

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